2023年がどのような年になるのか?
結論からいうと
「大きな転換期になる、
今まで見えていなかったものが
徐々に明らかになる、
人々が自発的に交流し、
意見を言い始める年」
になると予測します
東洋占星術では新年は2月の立春からですが
この年末に合わせて、来年予測をしたいと思います
2023年 天地人の気
2023年はうさぎ年、
そこまでは皆さんよく知ってますよね
でもまだ詳しくみることが
できるのです
2023年は、癸卯(みずのとう)
四緑木星の年になります
漢字ばかりで少し難しいですが
それぞれ意味があって、
どんな年になるか
想像することができます
・癸は十干の十番目、「天の気」を表し
・卯は十二支の4番目、「地の気」を表し
・四緑木星は九星の4番目、「人の気」を表します
「天地人」の気のパワー、バランスは
2023年どのようなも
のになるのでしょうか?
ひとつひとつみていきたいと思います
癸(みずのと)とは?
漢字は象形文字といわれ
具体的な形を表したものから
作られていることが多く、
癸もその1つです
意味は以下の4つに分類できます
① 測る
癸の季節は冬、木々は枯れ、大地があらわになる季節
何があるのか観測するのに最適な時期
癸は水が四方より集まっている姿ともいわれています
② 基準、原則
測ると基準が生まれます
それがもとに、原則がつくられます
③ 回転、転換
癸は四方に刃の突き出た、回転させて用いる武器を意味しているともいわれています
植物の「葵」(あおい)はこの癸からつけられています
中国の伝説では「葵」は太陽の動きに合わせて旋回するといわれています
十干の最後、十番目ですので、転換点になると考えられます
戦闘を一旦中止させて、武器を交差させて
立てかけた姿ともいわれています
昨今の戦争が来年休戦することを願います
④ 役人・宰相
みちすじ、原則をつくり、守る人が役人、宰相です
でも政治が道を失って、民衆から騒動が自然発生すると
それは「一揆」とよばれます
卯(うさぎ)とは?
動物のうさぎを連想する人が多いですが、
じつは下記の2つの意味があるのです
① 開門の形
門が徐々に開いて、中から何かが現れるという意味
② 茆(かや)
草木の発生、茂るという意味
万物が冬の門から飛び出すというイメージ
卯は季節でいうと春になります
芽吹くというイメージですね
茂るというのは繁栄するという意味もありますが、
悪くすると身動きがとれなくなります
四緑木星とは?
風の意味があります
遠くまで運ぶ、交流する、そして「整う」という意味もあります
インターネットも四緑木星で表します
人と人との繋がり、ビジネスが活発になりそうです
海外との貿易も増え、コロナ禍で落ち込んでいた
旅行業、観光業も復活の兆しが見られるでしょう
四緑木星は「香り」「いやし」の意味もあります
自分を大切に、健康志向なども強まるでしょう
四緑の悪い面は、「利己的」「傲慢さ」です
そして「先延ばし」という意味もあります
「自分だけが」「今がよければ」などの
自分中心の行動は、自ずと自身をおとしめます
四緑のよい意味にふさわしく、爽やかで整った
コミュニケーション上手を目指したいですね
2023年予測と60年前の癸卯について
というわけで2023年は
「大きな転換期になる、
今まで見えていなかったものが
徐々に明らかになる、
人々が自発的に交流し、
意見を言い始める年」
という風に私は解釈しました
漢字の意味から、この記事を読んでいる方も
自由に発想していただけたら幸いです
文章をまとめるに際して、
「干支の活学」 安岡正篤著 を参考にしました
この本、偶然にも「癸卯」の年の記述から始まっています
政治批判、風潮批判をかなりされていて、
今も昔も混乱具合は変わらないなと感じました
癸卯の年は、正しく筋を通せば繁栄するとも書かれていました
そうでなければ、翌年「甲辰」の年が危なくなるとも・・・
2024年は甲辰の年になります
甲は鎧兜(よろいかぶと)の意味
旧体制が破れて新しい激動の年になりそうです
24年をうまく乗り切るためにも、この23年を大切に過ごしたいですね
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