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中秋の名月 「月の顔をみるなかれ」!?

今年の中秋の名月は

9月の下旬にあたり

気持ちよくお月見できる時期で

本当によかったなと思います

年によっては

9月の初めなんていうことも

ありますからね

2023年9月29日(金)

18時58分に満月を迎えます

金曜日の、しかも夜7時

空を眺めるのにちょうどよい時間

あとは天候がいいことを

願うばかりです

先日本を読んでいて

月に関する記述がありました

いちにち、古典 〈とき〉をめぐる日本文学誌    田中貴子 著

古典の中で時間がどのように

描かれていたか書かれた本です

「月の顔をみるなかれ」という章は

竹取物語からの引用から

始まっています

かぐや姫は月を見上げていると

「月を見るな」と制止されているのです

そんな話あったかなと思いましたが

そうらしいです

「禁忌」だったらしいです

「紫式部日記」でも「更科日記」でも

月を見ると憂鬱になるので

周囲の人が心配するとあるそうです

ただ月を眺めることがとがめられていない

場合もあります

『源氏物語』「須磨」巻では

光源氏が月を眺めて

都に思いをはせる場面があります

見とれてしまうほど美しい物

そして恐れおおいもの

両方の性質を、人々は昔から

月に感じていたのでしょう

著者はもう少し分析を進めます

男性が1人で見るのはOK

女性1人が月を見るのが憂慮すべきことと

されたのではと

さらに時代が進むと

仏教思想の浸透と関連して

月を眺めることは

自らの内面に目を向けることを

意味するようになったとのこと

「徒然草」「無名草子」には

月を見て心が澄む気持ちが

表されています

現代はさらに月に関する感情は

複雑なものになっています

先日のニュースでは

月面開発事業を行う宇宙ベンチャー企業

「ispace」が上場して話題を集めました

ビジネスのフロンティアとして

熱い視線を送っている人が

大勢いるわけです

株価を気にしている人ももちろん

多くいらっしゃるでしょう

さて、これを読んで下さっている

あなたは、どのように今年の中秋の名月を

楽しみますか?

1: 1人で月の魔力に恐れ惹かれながら楽しむ

2: 自分の内面を見つめる時間として、月を眺める

3: SFの世界のような最前線のことに、わくわくしながら、月を眺める

すばらしい月夜を、お楽しみ下さい

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九星気学、易、タロットで鑑定
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